実録鬼嫁日記 -6ページ目

我が家の1番

我が家には娘が2人いる。

 

小学生と中学生。


子供への愛情は同じくらいに注いでいきたいと常に考えている。


少しでも片方への愛情が大きくなると、ケンカの原因にもなるので
バランスが非常に大事だ。


クリスマスのプレゼントなども実にやっかい。


去年のクリスマスなんか、下の娘のももかが欲しいプレゼントとは違い、
お姉ちゃんは欲しいプレゼントで大喜び。

 


ももか「お姉ちゃんばっかりずるいー!(大泣)
パパはお姉ちゃんばっかりヒイキしてるー」

 


(;´Д`)ぬぁぁぁぁぁ

 


女の子は非常にデリケート。


パパは娘に嫌われたくないのだ。


そんな敏感なパワーバランスの下で生きている俺に、
大きな試練がふりかかる。


まどか「パパ!今度の土曜日は学校で発表会があるから
絶対に来てね!」


カズマ「そうか!もちろん行くよ!写真もいっぱい撮ってやるからな!」


まどか「うん♪パパ大好き♪」

 

 

パパ大好き。

 

 

この言葉を言われるために仕事を頑張る俺にとって、
至福の瞬間でもある。

 

 

1時間後・・・。

 

ももか「パパ!今度の土曜日は学習発表会があるから、絶対に来てね!」

 


なぬ(;゚Д゚)

 


なぜに・・・


なぜに、小学校と中学校が同じ日に発表会なんだ(汗)

 

うーん、これは困った。


非常に困った。

 


先に約束したのはお姉ちゃん。

 

本来ならば、先に約束した方を守るのが筋だろう。

 

とはいえ、ももかは小学校3年生。


そんな筋の話はまだまだ理解してくれないお年頃。


かといって、最近親離れし始めている中学生のまどかとの触れ合いの
チャンスを逃したくはない。

 


カズマ「ごめんね、お姉ちゃんと先に約束したから、ももかの発表会は行けないのよ」


ももか「ワーーーーン(ノД`)・゜・。
お姉ちゃんばっかり、ずるい!パパ嫌い!」

 

(;´Д`)ぬぁぁぁぁぁぁ

 

 

仕方ない、嫁にももかの方をお願いするか。

 

 

嫁「ムリよ。私、その日バイトだもん。」


カズマ「かわいい娘の発表会じゃないか!」


嫁「いいわよ別に。私、授業参観とか発表会とか散々行ってるし。
1回くらい行かなくても平気よ。
そもそも、あなたは仕事でまったく参加してないんだから、
今回はあなたがどうにかしなさいよ!」


カズマ「(;´Д`)・・・」

 

これを言われると何も言えなくなるのが悲しいところ(涙)

 

 

カズマ「娘は2人共、1番かわいいからなー」

 


嫁「ん?( ゚Д゚)ちょっと待って!あなたにとって1番は娘なの?」

 

 

しまった・・・。

 

これは大いに失敗だ(汗)


嫁の負けず嫌い魂に火が点いてしまった。


嫁「私とももか、まどかの3人で誰が1番なのよ!」


ももかと、まどかに嫁が俺に注目。


正直、順位をつけるならば娘2人が1番で、嫁は2番どころか5番手くらいだけど(汗)


俺は悲しい家庭の中間管理職(;´Д`)


カズマ「お前が1番で、娘が2番です・・・」

 


嫁「そうよね♪当たり前よ♪」

 

 

ももか「わーーーーん(ノД`)・゜・。パパ嫌いー」

 

 

すまん、ももか・・・。

 

本当はお前が1番だよ!

 

当日は、嫁にお願いしてまどかの発表会に行ってもらい、
俺がももかの発表会に行くことで、ももかもニッコリ笑顔。

 


女性が3人いると、いろいろ大変だ(涙)