我が家の1番
我が家には娘が2人いる。
小学生と中学生。
子供への愛情は同じくらいに注いでいきたいと常に考えている。
少しでも片方への愛情が大きくなると、ケンカの原因にもなるので
バランスが非常に大事だ。
クリスマスのプレゼントなども実にやっかい。
去年のクリスマスなんか、下の娘のももかが欲しいプレゼントとは違い、
お姉ちゃんは欲しいプレゼントで大喜び。
ももか「お姉ちゃんばっかりずるいー!(大泣)
パパはお姉ちゃんばっかりヒイキしてるー」
(;´Д`)ぬぁぁぁぁぁ
女の子は非常にデリケート。
パパは娘に嫌われたくないのだ。
そんな敏感なパワーバランスの下で生きている俺に、
大きな試練がふりかかる。
まどか「パパ!今度の土曜日は学校で発表会があるから
絶対に来てね!」
カズマ「そうか!もちろん行くよ!写真もいっぱい撮ってやるからな!」
まどか「うん♪パパ大好き♪」
パパ大好き。
この言葉を言われるために仕事を頑張る俺にとって、
至福の瞬間でもある。
1時間後・・・。
ももか「パパ!今度の土曜日は学習発表会があるから、絶対に来てね!」
なぬ(;゚Д゚)
なぜに・・・
なぜに、小学校と中学校が同じ日に発表会なんだ(汗)
うーん、これは困った。
非常に困った。
先に約束したのはお姉ちゃん。
本来ならば、先に約束した方を守るのが筋だろう。
とはいえ、ももかは小学校3年生。
そんな筋の話はまだまだ理解してくれないお年頃。
かといって、最近親離れし始めている中学生のまどかとの触れ合いの
チャンスを逃したくはない。
カズマ「ごめんね、お姉ちゃんと先に約束したから、ももかの発表会は行けないのよ」
ももか「ワーーーーン(ノД`)・゜・。
お姉ちゃんばっかり、ずるい!パパ嫌い!」
(;´Д`)ぬぁぁぁぁぁぁ
仕方ない、嫁にももかの方をお願いするか。
嫁「ムリよ。私、その日バイトだもん。」
カズマ「かわいい娘の発表会じゃないか!」
嫁「いいわよ別に。私、授業参観とか発表会とか散々行ってるし。
1回くらい行かなくても平気よ。
そもそも、あなたは仕事でまったく参加してないんだから、
今回はあなたがどうにかしなさいよ!」
カズマ「(;´Д`)・・・」
これを言われると何も言えなくなるのが悲しいところ(涙)
カズマ「娘は2人共、1番かわいいからなー」
嫁「ん?( ゚Д゚)ちょっと待って!あなたにとって1番は娘なの?」
しまった・・・。
これは大いに失敗だ(汗)
嫁の負けず嫌い魂に火が点いてしまった。
嫁「私とももか、まどかの3人で誰が1番なのよ!」
ももかと、まどかに嫁が俺に注目。
正直、順位をつけるならば娘2人が1番で、嫁は2番どころか5番手くらいだけど(汗)
俺は悲しい家庭の中間管理職(;´Д`)
カズマ「お前が1番で、娘が2番です・・・」
嫁「そうよね♪当たり前よ♪」
ももか「わーーーーん(ノД`)・゜・。パパ嫌いー」
すまん、ももか・・・。
本当はお前が1番だよ!
当日は、嫁にお願いしてまどかの発表会に行ってもらい、
俺がももかの発表会に行くことで、ももかもニッコリ笑顔。
女性が3人いると、いろいろ大変だ(涙)