実録鬼嫁日記 -3ページ目

ハンドルキーパー

ももか「ねぇ、なんでママは運転しないの?」


嫁「パパがねー、ママは運転しなくていいから。
助手席に乗ってるだけでいいよ!って言ってくれたからなんだよ♪」

 

ももか「本当!パパ優しいねー」

 

 

 

違う。


断じて違う。。

 

もしかしたら、結婚前の頭がどうにかしていた時期に、
まかり間違ってそんなことを言ったかもしれない。


だが、結婚後には嫁に言ったハズ!


頼むからお前も運転してくれと。


だけど嫁の答えは決まってNO


理由は面倒くさいから。


そんな理由で乗らなくなり、今では運転が怖いからという理由で、
結婚以来運転をしていない。


なので、嫁の言い分は嘘ではないが真実ではない。

 


とある日。


親戚の家に車で遊びに行くと、晩御飯も食べていきなさいってことに。


叔父さん「カズマくんも一杯飲むか?」


おじさんからお酒を勧められるのは自然な流れだろう。


カズマ「飲みたいのは山々なんですが、あいにく車でして。。」


叔父さん「だったら、早苗に運転させたらいいだろ。
確か、早苗も免許持ってただろ」

 

 

 

嫁「(# ゚Д゚)・・・」

 

 


突き刺さるような視線を感じる俺(汗)


嫁は目で会話ができるのだ。。

 


カズマ「帰りは暗くなるので、嫁が運転すると危ないので
僕が運転して帰るので、今日は遠慮しときます」


叔父さん「そうか、それは残念だな。。」


嫁「本当は運転したいんだけどね。代わりに私が飲むわ」

 

 

ビールを美味そうに飲み始める嫁。

 


カズマ「お前さあ、結婚以来まったく運転してないだろ!
他の家族とか見てみろ!旦那さんが飲んだら、奥さんが代わりに
ハンドルキーパーしてくれる。何て羨ましい光景なんだ!」


嫁「そんなの知らないわよ!いつも思うけどさー、
あなたって、すぐに他所の家の話を持ち出さない?」


カズマ「へっ?」

 


嫁「もしかして、大多数の家族がそうだとでも言いたいの?
ちなみに、私の周りの家族で奥さんに運転させる旦那さんなんかいないわ!
7階の奥さんなんか、生まれてこの方一回も運転したことないのよ!」

 


いや、それは免許持ってないだけだろ(汗)

 


嫁「あなたの大多数は根拠がないし、サンプルが少ないのよ!
たまたまな結果を大きくしないでよ!」

 

カズマ「ぬぁぁぁぁ(;´Д`) 」

 


嫁「いま高齢者の運転も問題になってるじゃない!

私も運転免許を返納してもいいと思ってくらいよ!

 

 

私は死ぬまで絶対に運転しないから!」

 


固く決意する嫁の顔は清々しかった。。。

 

 

夫が飲んで妻が代わりに運転する。

 

そんな光景は一生見れそうにない(涙)